コード スニペットの作成

Visual Studio で開発する場合、使用頻度の高いコードの断片をコード スニペットとして事前に定義しておくと便利です。

例えば、パブリック メソッドでは引数の値が null でないことを検証するために、
次のようなコードを記述することがよくあります (C# の場合)。


public void Method1(string parameter1)
{
    if (parameter1 == null)
    {
        throw new ArgumentNullException("parameter1");
    }

    ・・・ (以下省略) ・・・
}


そこで、以下では この if 節のコード ブロックをスニペットとして作成します。

Visual Studio 2010 の既定のコード スニペットは
「%ProgramFiles%\Microsoft Visual Studio 10.0\VC#\Snippets\1041\Visual C#」フォルダーに格納されているので、
それらを参考にするとよいでしょう。

では、コード スニペットの作成手順を以下に示します。

  1. 次の内容を UTF-8 でファイルに保存する。ファイル名を argnull.snippet とする。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
    <CodeSnippets xmlns="http://schemas.microsoft.com/VisualStudio/2008/CodeSnippet">
      <CodeSnippet Format="1.0.0">
        <Header>
          <Title>argnull</Title>
          <Shortcut>argnull</Shortcut>
          <Description>null でないことを検証するためのコード スニペット</Description>
          <Author>(作者名)</Author>
          <SnippetTypes>
            <SnippetType>Expansion</SnippetType>
          </SnippetTypes>
        </Header>
        <Snippet>
          <Declarations>
            <Literal>
              <ID>parameter</ID>
              <ToolTip>引数の名前</ToolTip>
              <Default>parameter</Default>
            </Literal>
          </Declarations>
          <Code Language="CSharp">
            <![CDATA[if ($parameter$ == null)
    {
        throw new ArgumentNullException("$parameter$");
    }
    $end$]]>
          </Code>
        </Snippet>
      </CodeSnippet>
    </CodeSnippets>


  2. 作成した argnull.snippet を
    「C:\Users\(ユーザー名)\Documents\Visual Studio 2010\Code Snippets\Visual C#\My Code Snippets」フォルダー
    (Windows 7 の場合) に配置する。

手順は以上です。次回 Visual Studio を起動したときに利用可能になります。
[ツール] – [コード スニペット マネージャー] を開くと、「My Code Snippets」の中に現れるはずです。

コード スニペットを利用するときは、
C# のコード内で「argnull」と入力して Tab キーを 2 回入力します。
するとコード ブロックが自動的に挿入されるので、続けて引数の名前を入力すれば完了です。

バージョン情報
Visual Studio 2010

参照
IntelliSense コード スニペットの作成と使用 (MSDN ライブラリ)

カテゴリー: ツール. タグ: . 1 Comment »

コメント / トラックバック1件 to “コード スニペットの作成”

  1. メソッドの引数をチェックする | Do Design Space Says:

    […] このようなコードは頻繁に必要になるので、コード スニペットを用意しておくと便利です。 […]


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